「やさしい日本語」で外国人患者さまや医療通訳の皆さま、病院の言葉が難しいと感じている方々と繋がっていきたいと考えている元看護師です。これから勉強するので、ぜひ皆様ご指導をお願いします。

by みっこ

「やさしい日本語」の誕生@岡山県ラジオ講座「やさしい日本語」第10回放送

今回は、第10回放送から「『やさしい日本語』の誕生」の部分です。
音声はこちらから

岡山県県民生活部国際課のホームページにある
ラジオ放送「やさしい日本語講座」全20回
から
紹介しています。

この放送は、2014年11月から2015年3月まで
エフエム岡山「Fresh Morning Okayma」
放送されたものだそうです。

1回約15分です。

岡山県県民生活部国際課さまより、
音声ファイルの書き起こしと個人の非営利ブログ上の公開の
許可をいただきました。ありがとうございます。
(商用転用は不可です。皆様のご理解をお願いします。)


黒字は DJ森田恵子さん
赤字は ゲストの キム・チアキさん(FMわぃわぃ)

では、どうぞ。

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そういう 中でも、日本で 使う 言葉が
日本語が もちろん 母国語なわけで、
わかりやすい 日本語、どんな 人達にも わかりやすい 日本語というのを
探求していくことを 今 キムさんは なさっていらっしゃいます。

最初、外国語っていうことで 始めて いろいろな 言語で
その人達に 発信する、それも とっても 重要なんですけれども
すべてを 網羅するっていうのは、
日本に 居て、日本の 中では できないって 思うんですよね。
そうすると 「やさしい日本語」で 伝えるっていうことを
私達自身 日本語を 話者とするものも 知っていて
それから それを 受け取る 外国人側にも 「やさしい日本語」っていうのを
教えるっていうことが あれば、災害時とか 大変な 時っていうのは
簡単な やりとり「助けて」「助けましょう」
「逃げましょう」「逃げます」「逃げます」っていうので 良いと 思うので
そういうことだけでも 伝わるっていう 必要性が あるなっていうのは
10年近く 7・8年 経ってから すごく 思うようには なりました。

弘前大学の 佐藤先生との 出会いも あって
キムさんは この「やさしい日本語」の 研究グループなどにも 参加して
いらっしゃるんですよね。
災害の 時の 「やさしい日本語」に 関わる 仕事というか 作業も
キムさんは されていると お聞きしてます。
翻訳する、外国語を そのまま 翻訳するだけでは
意味が 伝わらなかったり するわけですよね。

そうですね。ここは 翻訳・通訳というような 事業体も 生まれているので
その 場面って よく 見るんですけれども
例えば 「環状線」って ありますよね。

「環状線」はい。

グルーっと 周る。
あれがですね、韓国では 「循環線」っていうんですね。
「環状線」っていうと、めまいがするような 線っていうふうな
意味になる。
同じ 漢字の 国でも 使い方が 違ったりとか。
特に ゴミの 問題とか 多いですよね。
で、あの 「収集車」って 言いますよね。

ゴミの 「収集車」、はい。

これは、英語でも 韓国語でも スペイン語でも
ゴミを コレクト(collect)、趣味で 集める 人に なってしまいます。

まぁ!そう意味になる。

ゴミの 時の 車とか わかりやすいことに しないと、
日本語を そのまま 変換するのでは 
相手に とって 伝わらないっていうのも よく わかりました。

そうですよね。
それに 特に 緊急の 時には
簡単な わかりやすい 言葉を 
どのくらい 私達 日本人も 知っておくか
また 外国籍の 方も 共通で 知っておくことが 大事かっていうことですね。

はい。そうですね。
先ほど 言われた 弘前大学の 「やさしい日本語」研究会の 方が 
様々 やられている中で
非常に むずかしい 翻訳というよりは、
その中の 文章に 書かれている ものの 意味を 抽出する
何を 伝えたいのかっていうのを 理解しないと
「やさしい日本語」には ならないっていうのを 痛感しています。

また、地域の 中に 住んでいる 人は 
日本人も 居れば 外国籍の 方も 居る。
でも、その 区別だけでは ないですね。
多種多様な 方が いらっしゃいますよね。
どんなことを この 震災以降 感じられていますか?

これは 社会福祉協議会の 方々との 放送を 通じての
毎週毎週 来ていただいて、いろんな 情報交換を する中にですね
独居 一人暮らしの 知的障害の 成人の 人達
あるいは 痴ほう 軽い 痴ほうに なろうとしている
高齢者の 一人暮らしの 人達が いかに 増えているか
そういう 人達に とっては 同じように 「やさしい日本語」で 伝えないと
ゴミの 分別 分け方も わからないし、
それから、どういうふうに 自分は サポートを 受けれるのかと 
いうことも わからないっていう、そういう 所も 一緒なんだなぁというのを
実感しています。

今、お聞きして 本当に そうだなって 私も
改めて 感じました。
お年寄りの 一人暮らしで ご病気で あったり
認知症に なっていたり
それから お年を 召していなくても
妊娠している 方や、耳が 悪い、目が 悪いというような
身体の 肢体不自由な 方も いらっしゃったり
そう考えると、外国人 日本人だけでは なく、
いろんな 多種多様な 人達に 
「やさしい日本語」「やさしい言葉」「わかりやすい言葉」って 
とても 重要なんですね。

この「やさしい」っていう 日本語なんですけれども
これは、英語の イージー(easy) 「簡単な」とか「単純な」ということでは 
なくって 心が「優しい」
そういう 「やさしい日本語」だというふうに、私は 思っています。

中越での 地震や、東北での 地震の 際にも
支援活動に キムさんは お出かけに なりました。
改めて 阪神淡路大震災から 20年を 迎えて
今 どんなことを 思われていますか。

そうですね。
20年で よく 区切りって いうふうに 言われて
FMわぃわぃっていうのは 役目を 終えたのかなぁっていうのも
考えたことも あるんですけれども
そうでは なくって、この「やさしい日本語」っていう
相手のことを 思いやる 町が いかに 多種多様な 人達が
共に 住んでいるのかっていうような 所を 考える
「やさしい日本」に なるための 言葉づくりを 
していきたいなっていうふうに 思います。

まさに 翻訳や 通訳という 言葉の 言い換えではない
やさしい、本当の 意味での「やさしい日本語」なんですね。

そうですね。

それを 私達が 普段から 意識して 準備していくっていうことが
今 すぐに やらなくては いけないことですね。

はい。
共に 一緒に やりましょう。

やっていきましょう。
キムさん ありがとうございました。

はい。
ありがとうございました。

今朝は 神戸市 長田区に あります
多文化・多言語コミュニティ放送局 FMわぃわぃの
総合プロデューサー キム・チアキさんに うかがいました。

まもなく 阪神淡路大震災から 20年を 迎えます。
大きな 災害の 時に 正しい 情報を 得るために
また 情報を 伝えるために 何が 必要なのか
本当の 優しさを 私達 一人ひとりが 考え直す 時でも ありますね。

フレモ二 日本語講座「やさしい日本語」
岡山県が お送りしました。
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いかがでしたか?

減災のための 「やさしい日本語」が 
弘前大学の 佐藤教授の 研究グループに よって
作り出され、普及したことは 有名ですが、
こうして、現場で 体験され 必要性を 痛切に 感じた 方が
発展に 寄与してくださっていることを 知り、
胸が 熱くなりました。

そして、「やさしい日本語」が
単なる 翻訳や 通訳ではなく、
何を 本当に 伝えたいのか、
意味を 抽出する 作業が 大切だという お話しにも
感銘を 受けました。

ヘルスケア分野での「やさしい日本語」を 編み出したいというのが
私の 夢ですが、まさに 専門用語を どのように
意味が わかりやすく お伝えできるのか というところが
焦点に なります。

また、「やさしい日本語」が
本当の 意味での 多文化共生を 支える 言語となり、
外国籍の 方々に 限らず、
ありと あらゆる 人達への 思いやりとしての「優しい日本語」に
したいという 想いにも 感動しました。

先日 ご紹介した イギリスの 爆弾テロの 救助活動での お話しで
Plain-languageについて、少し 話しました。
とにかく、いわゆる 健常者で 母語が 当該国の共通語だとしても
いつ何時、災害や事故で パニックに なり、コミュニケーション能力が
低下するかも わかりません。
風邪を ひいたぐらいでも、長い 会話には 精神的にも 体力的にも
消耗して 付いていけない時が あります。

どうか、「やさしい日本語」を
弱者への サービスの 為に 限り 必要な 言語と 言うのではなく、
本当の 意味での 多文化共生社会
(「本当」というのは、今は
外国籍の 方々には、あくまでも 異邦人としての 立場を 固定させて
しまっていて、文化交流は 盛んになっても、住民としての 共生には
まだ 道のりが 遠いと 感じているからです。)
の 中で、その 構成員 すべてに やさしく わかりやすく
必要十分な 情報を 提供し、コミュニケーションが とれる
「やさしい日本語」が 必要だと 理解して いただけたらと
思います。

今回は、そのような 想いを
ますます 強くさせていただいた 放送でした。

次回は 第11回 放送に 移ります。

では、また。


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by yasashiinurse | 2017-06-19 23:14 | ラジオ講座「やさしい日本語」 | Comments(0)
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