「やさしい日本語」で外国人患者さまや医療通訳の皆さま、病院の言葉が難しいと感じている方々と繋がっていきたいと考えている元看護師です。これから勉強するので、ぜひ皆様ご指導をお願いします。

by みっこ

2017年 08月 01日 ( 1 )

今回も 「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」(厚生労働省)を 「やさしい日本語」に 言い換えていきます。


「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」
東日本大震災(2011年3月11日)の後、長引く 避難所生活で 
夏に向けた 注意事項を 厚生労働省が まとめたものです。

黒字は 元の 文章
赤字は 「やさしい日本語」言い換え
で 示してみます。

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2.病気の予防
(1)感染症の流行予防
  ○避難所での集団生活では、下痢等の消化器系感染症や、
   風邪やインフルエンザ等の呼吸器系感染症が流行しやすくなります。
   避難所に出入りされる方々には、こまめに手洗い、
   うがいを励行するよう呼びかけましょう。
   水が出ない場合は、擦り込み式エタノール剤の確保に努め、
   可能であれば、擦り込み式エタノール剤やウェットティッシュを
   世帯単位で配布するのが望ましいです。

2.病気に ならないように 気をつける事
(1)感染症(うつる病気)の 人が 増えないように 気をつける事
  〇避難所に 集まって 生活すると、
   下痢(便が やわらかくなって お腹が 痛くなること)などになる 
   消化器系感染症(お腹の 調子が 悪くなる うつる病気)や、
   風邪や インフルエンザなどの 呼吸器系感染症(咳や 熱がでる うつる病気)
   になる人が 増えやすくなります。
   手を洗って きれいにしてください。
   うがいを して 口や 喉を きれいにしてください。
   水がない時は、アルコールを 使った ばい菌を 殺す液で
   手を 消毒(ばい菌を 殺す事)するように してください。
   家族ごとに アルコールを 使った ばい菌を 殺す液や
   ウェットティッシュを 配ると 良いです。

   

  ○発熱・せきなどの症状がある方には、避難所内に風邪・インフルエンザを
   流行させないために、軽い症状であっても、マスクの着用を呼びかけましょう。
   長引くときには結核などの恐れもありますので、早めの受診を勧めましょう。

  〇熱が あったり、咳が 出る人には、マスクをしてもらってください。
   他の 人に うつさないように する為です。
   病気が ひどくないと 思っても マスクをしてもらってください。
   咳が 長引く(2週間以上)時は、病院に 行ってください。
   結核(とても うつりやすい 病気)の 場合が あります。
  

  ○下痢の症状がある方には、脱水にならないよう水分補給を呼びかけましょう。
   また、周囲に感染を広げないように、手洗いを励行しましょう。

  〇下痢になった人は、水を 飲むようにしてください。
   下痢で 体の 水が 出て行ってしまうからです。
   出ていく 水の 方が 多いと 体の 水が 足りなくなります。
   他の 人に うつさない為に 手を 洗うことが 大切です。
   汚れが 見えなくても、下痢になる ばい菌が ついていることが 多いです。
   その手で いろいろな 物を 触って、そこを 他の 人が 触ると
   病気が うつる事が あります。



  ○がれき撤去の際には、長袖・長ズボン・手袋(皮手袋)の上に
   厚手のゴム手袋をしたり、厚底の靴を履くなどしてけがを防ぎ、
   感染症に かからないようにしましょう。

  〇壊れた 建物などを 片づける時は、怪我を しないように 気をつけてください。
   長袖・長ズボンの 服を 着てください。
   手袋(皮で できた 手袋)の 上に 厚めの ゴム手袋を してください。
   底が 厚い 靴を 履いてください。



  ○けがをした場合には、そこから破傷風に感染するおそれがあります。
   土などで汚れた傷を放置せず、手当を受けるように医療機関に紹介しましょう。

  〇怪我を すると ばい菌が 入って 病気に なることが あります。
   破傷風という 病気は ひどくなると 死ぬことが あります。(詳しくは こちら
   土などで 汚れた 傷から ばい菌が 入りやすいです。
   病院に 行ってください。



  ○下痢、嘔吐、発熱患者が同時期に複数の方に発生した場合には
   保健所に連絡しましょう。

  〇下痢(便が やわからくなって お腹が 痛くなる事)
   嘔吐(吐く事)、発熱(熱が 出る事)がある 人が
   同じ 頃に 2人以上 居る時は 保健所(地域の 健康を 守る 役所)に
   伝えて下さい。
   どこかに 原因に なる ばい菌が ついていることが あります。
   そこを 消毒しないと、もっと 沢山の 人が 同じ 病気に なることが あります。
   保健所は どこが 原因なのか 調べる 事が できます。



  ○感染症の患者さんが発生した場合は、感染拡大防止のため、
   患者さんのお部屋を分けて作ることも検討しましょう。

  〇うつる病気に なってしまった 人が いる時は、
   他の 人に うつさない為に、別の お部屋で 生活してもらう
   工夫を してください。



  ○下痢や嘔吐物の処理は、ノロウイルス対策のため、その都度適切に
   行うことが大切です。
   感染の拡大を防ぐために、下痢や嘔吐物を片付ける際は、
   直接、それらに手を触れないようにしましょう。

  〇ノロウイルスという ばい菌で おきる 病気は とても うつりやすいです。
   下痢や 嘔吐を した後に 片づける時、気をつけなければいけません。
   直接 触っては いけません。

   
  ※ 参考: 国立感染症研究所「被災地・避難所における感染症リスクアセスメント」
    <http://idsc.nih.go.jp/earthquake2011/risuku.html>
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今回は 以上です。
インフルエンザ、結核、ノロウィルス感染症に ついては
後日 解説ページを つくることにします。

では、また。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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(和ランプの画像は「四季の素材 十五夜」さまの素材集より感謝していただきました。)

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by yasashiinurse | 2017-08-01 09:57 | 「やさしい日本語」応用編 ヘルスケア | Comments(0)