「やさしい日本語」で外国人患者さまや医療通訳の皆さま、病院の言葉が難しいと感じている方々と繋がっていきたいと考えている元看護師です。これから勉強するので、ぜひ皆様ご指導をお願いします。

by みっこ

2017年 08月 04日 ( 1 )

今回も 「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」(厚生労働省)を 「やさしい日本語」に 言い換えていきます。

「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」
東日本大震災(2011年3月11日)の後、長引く 避難所生活で 
夏に向けた 注意事項を 厚生労働省が まとめたものです。

黒字は 元の 文章
赤字は 「やさしい日本語」言い換え
で 示してみます。

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(5)生活不活発病予防
  ○災害時の避難所生活では、体を動かす機会が減ることで、
   特に高齢 者の場合には、筋力が低下したり、関節が固くなるなどして、
   徐々に 「動けなく」なることがあります。

(5)生活不活発病(体も 心も 力が なくなること)に ならないようにしてください。
  〇避難所で 生活していると、動かないでいることが 多くなります。
   特に お年よりは、体の 力が 弱くなったり
   体の 曲げ伸ばしが むずかしくなったりします。
   動きたくても 動けなくなることが あります。


  ○また、動かないでいると、だんだん気分が沈んできて
   「3.こころの 健康保持」にあるような症状が出てしまうこともあります。
   身の回りのことができる方には、なるべく自分で行ってもらったり
   役割を与えたり、可能な作業に参加してもらえるよう、呼びかけましょう。
   声をかけ合って、積極的に体を動かすように働きかけましょう。

  〇動かないでいると、心の 力も 弱くなることがあります。
   自分のことが 自分で できる人には、助けすぎないで、自分でやれることを
   してもらったほうが 良いです。
   人の 役に 立つことが できると 心の 力に なることがあります。
   お互いに 声を かけあって、動くようにしましょう。

   

  ○高齢者がひとりで動けるような環境を用意することや、
   杖等の福祉用具を準備することも、生活不活発病予防につながるでしょう。

  〇お年寄りが 自分で 動けるように いる場所の 工夫をしてください。
   杖などを 準備するのも 良いです。
   動けるように 工夫すれば 生活不活発病に なりにくくなります。
  ※ 参考:平成23年3月29日付事務連絡
   「東北地方太平洋沖地震による避難生活 に伴う心身の機能の低下の予防について」

(6)熱中症予防
  ○気温が高い、風が弱い、湿度が高い、急に暑くなった日は、
  熱中症に注意が必要です。

(6)熱中症(暑くて 体の調子が 悪くなる事)に ならないようにしてください。
  〇気温が 高い時や 風が 吹いていない時、
   空気が 湿っている時、急に 暑くなった時には
   熱中症に 気をつけてください。

  
  ○熱中症予防のために以下の点について働きかけていきましょう。
   ①水分をこまめに摂る。
    ・のどが渇く前に、こまめに水分補給をするように促しましょう。
     起床後や入浴後、就寝前などは、のどが渇いていなくても水分をとることで
     脱水症状を予防できます。
    ・特に、高齢者や子ども、持病のある人には、周りの人も水分補給を促します。
     汗をたくさんかいた場合には、塩分も必要です。
     水や麦茶1リットルあたり梅干し1、2個分の塩分を目安にしましょう。
     スポーツドリンクもよいですが、アルコールやジュース は避けましょう。

  〇熱中症に ならないように 工夫してください。
   ①飲み物を 飲んでください。
    ・のどが 渇いたなと 思う前に 飲み物を 飲んでください。
     起きた時や、お風呂に入った後、寝る前に のどが 渇いていなくても
     飲み物を 飲んでください。
     体の 中の 水が 足らなくならないように するためです。
    ・お年寄りや 子ども、病気の人は 特に 気をつけてください。
     自分で 飲めなかったり、飲むのを 我慢していることがあります。
     周りの 人も 気をつけてあげてください。
     汗を 沢山かいた 時には、体の 中の 塩も 減ります。
     塩の 入った 飴や 食べ物を とってください。
     スポーツドリンク(isotonic drink)を 飲むのも 良いです。
     お酒や ジュースは 飲まない方 が良いです。


   ②できるだけ涼しい場所で過ごす。
    暑い日は、涼しい屋内に、また、シャワーがあればシャワーを浴びて
    体を冷やし、日中の暑い時間は外出を避けるように促しましょう。

   ②なるべく涼しい所に いるようにしてください。
    暑い日は 外に出ないで 涼しい部屋の中に いてください。
    シャワーなどで 体を 濡らして 体を 冷やしてください。


   ③屋外作業をする人には、休憩、水分、食事、日焼け止め、
    帽子を忘れないように働きかけましょう
    屋外で作業する人には十分な休養や朝食をとり、
    作業前には 500ml 以上の水分を飲むように促しましょう。
    また作業中は、30 分毎に休憩を取り、
    喉が渇いてなくても 1 時間当たり 500~1000ml の飲み物を
    飲むように働きかけましょう。
    日焼けをすると、体を冷やす機能や水分を保持する機能が
    低下しますので帽子をかぶり、日焼け止め(SPF15 以上)を塗ります。
    体調がすぐれない場合は、屋外作業は見合わせるように働きかけましょう。

   ③外で 仕事をする人は、無理をしないでください。
    十分に 寝てください。
    朝ごはんを 食べてください。
    仕事を する前に 500㎖以上の 飲み物を 飲んでください。
    仕事の 途中でも 30分経ったら 休んでください。
    喉が 渇いていなくても 1時間に 500から1000㎖の 飲み物を
    飲んでください。
    日焼けをすると 熱中症に なりやすくなります。
    帽子を かぶってください。
    日焼け止めが あれば 塗ってください。
    体の 調子が 悪い時は、外で 仕事は しないでください。


   ④暑さに弱い人たちを守る
    高齢者は暑さに適応する力が弱まっていますので、
    熱中症の兆候の有無を確認します。
    乳幼児の脱水は、唇の渇きやおむつの状態(おしっこの回数の減少)を
    確認します。
    下痢や発熱した人、 心臓病や高血圧の人、抗うつ剤や睡眠薬などを
    服用している人や、 以前熱中症になった人も、熱中症になりやすいので、
    気を配りま しょう。

   ④特に 気をつけたほうが 良い人達が います。
    お年よりは 熱中症に なりやすいです。
    赤ちゃんは 唇が 渇いていないか 確認してください。
    おしっこの 回数が 減っていないか、量が へっていないか
    確認してください。(泣いても 涙が でないかも 確認すると 良いです)
    下痢(便が やわらかくなること)や 熱が ある人も
    熱中症に なりやすいです。
    病気で 薬を 飲んでいる人も 熱中症に 気をつけてください。
    前に 熱中症に なったことが ある人も 気をつけてください。


   ⑤熱中症の兆候が見られたら、体を冷やし、急いで医療機関を
    受診するよう促しましょう。
    喉の渇き、めまい、立ちくらみ、筋肉のけいれん、頭痛、吐き気、
    疲労感などは、熱中症の兆候かもしれません。
    さらに重症になると、汗が止まって皮膚が乾燥し、
    意識がもうろうとなります。
    急に重症化することもあるため、体を冷やし、医療機関を受診させましょう。

   ⑤熱中症かなと 思ったら、体を 冷やして 急いで病院に 行ってください。
    喉が 渇いたり
    めまい(目が 回ったり 目の前が 見えなくなったりして 倒れそうになる事)や
    立ちくらみ(座っていたあと、立ち上がった時に 目の前が 見えにくくなる事)や
    筋肉のけいれん(体が 震える事)や
    頭痛(頭が 痛くなる事)
    吐き気(吐きそうな 感じがする事)
    疲労感(休んでも 体に 力が 入りにくくなる事)が あったら
    熱中症かも しれません。
    ひどくなると 汗がでなくなります。
    考える力が なくなってきます。
    急に ひどくなることもあります。
    体を 冷やして 病院に 行ってください。
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今回は 以上です。
詳しく 書きましたので、参考に してください。

では、また。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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(和ランプの画像は「四季の素材 十五夜」さまの素材集より感謝していただきました。)

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by yasashiinurse | 2017-08-04 23:09 | 「やさしい日本語」応用編 ヘルスケア | Comments(0)