「やさしい日本語」で外国人患者さまや医療通訳の皆さま、病院の言葉が難しいと感じている方々と繋がっていきたいと考えている元看護師です。これから勉強するので、ぜひ皆様ご指導をお願いします。

by みっこ

2017年 08月 05日 ( 1 )

今回も 「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」(厚生労働省)を 「やさしい日本語」に 言い換えていきます。


「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」
東日本大震災(2011年3月11日)の後、長引く 避難所生活で 
夏に向けた 注意事項を 厚生労働省が まとめたものです。

黒字は 元の 文章
赤字は 「やさしい日本語」言い換え
で 示してみます。

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(7)低体温症予防
  ○低体温症は、熱が産生できない状態、熱が奪われやすい状態で起こります。
   お年寄りや子ども等がなりやすく、手足が冷たくなって、震てきます。
   震えが始まったら、地面に敷物をしいたり、風を除けたり、濡れた物は脱いで、
   毛布などにくるまる等の対応をさせるようにしましょう。
   体温を奪われないために、なるべく厚着をし、顔・首・ 頭からの
   熱は逃げやすいので、帽子やマフラーで保温しましょう。
   また、体温を上げるための栄養の補給、水分の補給が必要ですので、
   これらの点に留意しましょう。

(7)体の 熱が 冷えすぎないように してください。
  〇寒すぎたり、体の 熱が 奪われたり、元気がない時に 
   体の 熱が 冷えすぎる病気に なることがあります。
   お年よりや 子どもが なりやすいです。
   手や 足が 冷たくなります。
   体が 震えてきます。
   体が 震えていたら、体が 温かくなる 工夫をしてください。
   地面に 直接 座ったり 寝ていると 冷たいです。
   布団や マットを ひいてください。
   風が あたらないように してください。
   濡れている ものは 脱いでください。
   毛布が あれば くるまってください。
   服を 重ねて 着てください。
   帽子を かぶってください。
   マフラー(首に まく あたたかい布)を してください。
   温かい 食べ物を 食べたり 温かい 飲み物を 飲んでください。


  ○震えがなくても低体温症になることもあります。
   つじつまの合わないことを言ったり、ふらつく、震えていた人が
   暖まらないまま震えがなくなってくる、意識がもうろうとしてきたなどが
   見られたら、急いで医療機関を受診するよう促しましょう。

  〇震えていなくても 体の 熱が 低いことが あります。
   考える 力が 弱くなって 変なことを 言うことが あります。
   体の 力が 弱くなって まっすぐ 歩けないことが あります。
   震えていた人が 震えなくなった時も 温まって 止まったのか 
   確認してください。
   冷たいまま 震えが 止まっている時は 注意が必要です。
   考える力が 弱くなって 返事が できなくなることが あります。
   このような 時には、 急いで 病院に 行ってください。


(8)口腔衛生管理
  ○避難生活では、水が十分に確保できないことにより、
   歯・口・入れ歯の清掃がおろそかになり、食生活の偏り、
   水分補給の不足、ストレスなども重なって、
   むし歯、歯周病、口臭などが 生じやすくなります。
   特に高齢者では、体力低下も重なり、誤嚥性肺炎などの呼吸器感染症を
   引きおこしやすくなります。

(8)口や 歯を きれいにしてください。
  〇避難所で 生活していると、水が 足りないことがあります。
   水が 足りなくて 歯磨きが 難しいことがあります。
   虫歯や 歯茎の病気に なったり、口が 臭くなったりすることが あります。
   口の 中に ばい菌が 増えると
   ばい菌がが 肺に 入って 肺炎という 病気になることが あります。
   お年よりが 食べ物を 飲み込む時に 失敗すると
   食べ物と 一緒に ばい菌が 肺に 入ってしまいます。


  ○できるだけ歯みがきを行い、歯みがきができない場合でも、
   少量の水でできるうがい(ぷくぷうがい)を行うよう働きかけましょう。
   また、支援物資には菓子パンやお菓子も多いですが、
   食べる時間を決めるなどして、頻回な飲食を避けるように働きかけましょう。

  〇歯磨きを してください。
   歯磨きが できなかったら、少しの 水で 口を 漱いでください。
   甘いパンや お菓子を 食べる時間を 決めてください。
   いつも 甘い 食べ物が 口の中に 入ってると 虫歯に なりやすいです。


  ○入れ歯の紛失・破損、歯の痛みなどで食べることに困っている方には、
   医療機関を紹介しましょう。

  〇入れ歯が 無くなったり、壊れたりしたときは 歯医者さんに 伝えてください。
   歯が 痛い時にも 歯医者さんに 伝えてください。
   歯医者さんが 避難所に 来てくれることも あります。相談してください。


  ○歯ブラシ、歯みがき粉、歯間ブラシ、糸ようじ、義歯洗浄剤などの
   口腔衛生に関する用品は、可能な限り、無料で配布しますので、
   避難所単位で必要数を取りまとめて以下にご連絡をお願いします。
   また 歯科に関する相談は、以下の各県歯科医師会までご連絡ください。

  〇歯ブラシなど 歯を きれいにするために 必要なものは
   なるべく タダで 配ります。
   避難所の しくみを 考える人は 必要な 数を 考えて
   今 住んでいる 都道府県の 歯科医師会(歯医者さんの 会)に
   連絡してください。
   歯の 病気など 歯のことで 心配が ある人も
   今 住んでいる 都道府県の 歯科医師会に 連絡してください。

  ※ 参考:
   ・(財)8020 財団のホームページ

    「歯とお口の健康小冊子」<http://www.8020zaidan.or.jp/magazine/index.html>
    「口腔ケア」<http://www.8020zaidan.or.jp/care/index.html>
   ・歯ブラシ等口腔衛生に関する用品の希望、歯科に関する相談連絡先
     岩手県歯科医師会 電話番号: 019-621-8020
     宮城県歯科医師会 電話番号: 022-222-5960
     福島県歯科医師会 在宅歯科医療連携室 電話番号: 024-523-3268
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今回は 以上です。
まだまだ 続きます。
では、また。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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(和ランプの画像は「四季の素材 十五夜」さまの素材集より感謝していただきました。)

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by yasashiinurse | 2017-08-05 23:31 | 「やさしい日本語」応用編 ヘルスケア | Comments(0)