「やさしい日本語」で外国人患者さまや医療通訳の皆さま、病院の言葉が難しいと感じている方々と繋がっていきたいと考えている元看護師です。これから勉強するので、ぜひ皆様ご指導をお願いします。

by みっこ
今回は、第17回放送から「漢字にはルビを振る」の部分です。
音声はこちらから

岡山県県民生活部国際課のホームページにある
ラジオ放送「やさしい日本語講座」全20回
から
紹介しています。

この放送は、2014年11月から2015年3月まで
エフエム岡山「Fresh Morning Okayma」
放送されたものだそうです。

1回約15分です。

岡山県県民生活部国際課さまより、
音声ファイルの書き起こしと個人の非営利ブログ上の公開の
許可をいただきました。ありがとうございます。
(商用転用は不可です。皆様のご理解をお願いします。)


黒字は DJ森田恵子さん
赤字は ゲストの フランセス・ヒナ・フジバヤシさんと
         マリア・カナ・フジバヤシさんです。
今回の ゲストは 双子さんで、声も 似ていて
聞き分けられない 部分も あるので
あえて お二人とも 同じ 赤字で 書き起させていただきます。ご了承ください。


では、どうぞ。

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それから 普段の 学校生活の 中で
日本語が 難しいなぁって 感じるのは どんな時ですか?

たぶん 一番 難しいは 漢字です。

漢字。

なんか 全部の 授業 ノートと テストとか 教科書も
全部 漢字が 書いているので
私は 漢字は 今 たぶん 小学生レベルかなぁ。

漢字は 難しい。
テストの 問題も 日本語だから 漢字が いっぱいですね。

はい。

そういう時、どうするんですか?

前に テストある 漢字に ひらがなが 付いてると 解りました。

先生が ふりがなを 振ってくれてたりしたんですね。

はい。

それだと 問題が 解って 答えも 解ってくる。

でも ノート 全部 漢字 書いてあるから 
だから テストの時 私 あぁ もう ノートも 解らない。
だから ちょっと もったいない。

もったいない。ねぇ。
じゃぁ、漢字 一生懸命 勉強しようとしてるんですね。

はい。
でも 意味が 難しい。

意味が 難しい。

これ どっちの 意味かなぁって。

漢字の 意味が どちらかなって。
同音異義語って 言います。
これが 日本語には 多いんですよ。
同じ 音の 言葉で 意味が 違う、ね。
だから 余計 難しいのかも しれませんね。
日本語に 不慣れな 方が 目にする 可能性が あるものは
漢字は 使わない方が 良いかもしれません。
「やさしい日本語」の 規則として
同じ 音で 誤解を 招く 可能性がある 表現は
漢字で 記載して ルビを 振る、
ひらがなや カタカナで ルビを 振るのが 良いかもしれません。
さて、ヒナさん カナさんに 最後の 質問です。
日本に 生活していて 台風や 地震などの 
自然災害に 遭ったことは ありますか?

はい。
岡山で 台風を 来たことが ありました。
携帯で 沢山 メッセージを 貰いました。
でも 漢字だったので 解りませんでした。

そうなんだ。
漢字で 携帯電話に 何か メッセージが 書いてあったから 解らなかった。

はい。

じゃぁ、ドキドキしたというか 不安だった?

はい。
私 びっくりした。
お母さんに スカイプして 携帯見せて 
「これ 何ですか?」「お母さん、ちょっと これ 怖い。これ 何?」
お母さんが
「これ 風と 雨」って 言った。

そうですか。
これは 携帯電話に 届く 緊急メッセージと いいますね。
これは どんな メッセージだったら 解りやすいですか?

たぶん 写真とか 絵 かいて。

写真や 絵が かいてあると 
「あ、大変だ。早く 帰らなきゃ。」とか 解る。
携帯電話に 沢山 メッセージだけ 来ても 解らないよね。

なんか 振り仮名を 振って
でも 絵が 一番 良いと思う。

なるほど。
そういう メッセージにも 振り仮名が 振ってある。
それから 絵が かいてある だと 二人は 解りやすいんですね。

はい。

ぜひ 「やさしい日本語」で 皆さんに 伝えてあげられるように
私たちも 意識していきたいと 思います。
今日の お話しは ヒナさんと カナさん お二人に 伺いました。
ありがとうございました。

ありがとうございました。

フランセス・ヒナ・フジバヤシさん、そして マリア・カナ・フジバヤシさん。
制服も とても よく 似合う かわいい 姉妹です。
岡山学芸館高校の 1年生と 同じ 授業を 日本語で 受けているんですね。
解らないことは 日本人である お母さまに 聞くこともあるという 二人です。
寮に 暮らし、日本語で 授業を 受けているという 中で
二人は 戸惑うことも あるようでしたね。

方言は 大事な 言葉でもあります。
でも 外国の 方と 話す時は ちょっとだけ 配慮が 必要なようですね。
今週は 方言の 使い方、漢字の 使い方について ご紹介しました。

フレモ二 日本語講座「やさしい日本語」
岡山県が お送りしました。

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いかがでしたか?

ヒナさんと カナさんは 日本語以外の 授業を すべて 日本語で
受けているけど、教科書も 黒板も ノートも 漢字だらけで
せっかく テストには 先生が 振り仮名を 振ってくれているけど
そもそも 自分の ノートが 読めないから もったいないと
言っていました。

大変だろうなぁと 想像が 付きます。

私は 中学1年生の 夏から 中学2年生の 夏休み前まで
アメリカ合衆国の カリフォルニア州 アルバニーという 町に
住んでいました。

その時、現地の 中学校に 行きました。
その 中学校には 日本人が 一人も いませんでした。
0時間目は ESL(母国語が 英語でない 人のための 英語の授業)で
国語(現地の 英語)、古典(現地では ラテン語)、
第一外国語(現地では スペイン語か フランス語)
ディベート
この4つを 免除してくれて、希望の 授業に 振替させてもらえました。

私は カリキュラム表を 見せてもらって
当該時間に やっている 音楽(オーケストラ、合唱、ジャズ)の
クラスを それぞれと、コンピュータープログラミングの 授業に
振り替えてもらいました。音楽の 授業が 3つそれぞれ あるのも
驚きましたし、そのころ まだ Basic という プログラム用語で
アップルの コンピューターに ゲームプログラムを 打っていく
授業でしたが、新鮮で とても 楽しかったです。

それから、社会の 授業は 1学年下の 授業を 受けさせてもらいました。
近現代の 政治的な 話に ついていけなかったのですが、
1学年下に してもらった おかげで
アレキサンダーが どうした とか 私でも 解る 内容になりました。

逆に 数学は 2学年上の 授業を 受けさせてもらいました。
同学年だと まだ 分数の足し算とかを ならっていたのです。

理科は 実験中心の 授業に 入れてもらいました。

それぞれの 授業に 学習ヘルパーが ついてくれました。
マンツーマンでは ありません。
統合教育だったので、授業に ついていくのが 困難な 生徒を
数人 担当してくれる ヘルパーです。
私が 授業で キョトンとしていると サッと 近づいてきてくれて
辞書が 引きやすい 言葉に 書き換えてくれたりしていました。

それぞれの 授業で A+を そろえると たとえ 学年落ちを
した 授業を 受けていようと、免除教科が あろうと
年間優秀者として 表彰してもらえます。
私も 多くの サポートを得て、表彰してもらえました。

英語は その単語が 辞書に 載ってさえいれば、
自己学習も 比較的 やりやすい 言葉です。
本当は 教科書は 学校に 置いて置くことに なっていたのですが、
(それぞれの 教科の 教室に 教科書が 置いてあって、授業を
受けるために 1時間ごとに 教室を 変わっていく システムで
教室の ロッカーに 教科書が 置いてあり、みなで共有するのです)
お願いして、借り、自宅に 帰ってから 辞書を 引いて 勉強しました。

半年くらいは 苦しかったのですが、
半年経ったころ、急に 辞書が 必要になる 場面が 減りました。
本当に 突然だったと 記憶しています。
ある日 目が覚めたら 急に 辞書が なくても 解った、っていう感じでした。

日本語は やはり 漢字が ネックでしょう。
放送では 同音異義語を 紹介していましたが、
同じ 漢字でも いろいろな 意味を 持ってしまう。
読み方さえ 違います。

いつも この ブログを 書いていて
「外国人の 方には 漢字を 使わない 方が いいですね。」
と 打つたびに 自動変換の ひらがなめがねでは 方を
前者は 「かた」、後者は 「ほう」と
振り分けられないことを 心苦しく 思っていました。

自己学習にも 限界が ありそうです。
やはり もう少し 手厚い サポートが 必要なのでは ないでしょうか。

緊急時のメールに 関しては
今は スマホの 普及もあり、
各外国人向けの 防災NPOが 発信している
情報などを 拝見しても 絵や 図、写真などが
ついていることが 多く、ヒナさんや カナさんの
希望が 実現していると
この 数年で サポート体制が 随分 進化していると
現場の 方々の 努力に 敬意を 覚えています。

医療分野の サポートは 医療通訳の 方々に 頼りっぱなしで
現場の努力が 遅れているように 思います。

頑張って いきたいと 思います。

次回は 第18回放送に なります。

では、また。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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by yasashiinurse | 2017-06-30 23:28 | ラジオ講座「やさしい日本語」 | Comments(0)